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Profile.森田義史

 

熊谷市出身。ピアニスト、編曲家。「スズキ・メソード」にて3歳よりピアノを始め、9歳でスズキ・メソードピアノ科全課程を修了。岩崎淑氏の指導のもとで桐朋学園大学付属高等学校、同大学音楽学部を卒業。その後㈶ローム・ミュージック・ファンデーション奨学生としてイタリア・ミラノに渡り国立ヴェルディ音楽院に入学。Vincenzo Balzani氏に師事する。

 

イタリアに於いて「Città di Cantù」、「Valsesia Musica」2つの権威あるコンクールで優勝。2010年、優勝報告の為に上田埼玉県知事(当時)を表敬訪問し、その様子は各メディアに取り上げられた。その後、同音楽院ピアノ専攻を満場一致の最高点を獲得し修了。在学中はイタリア全土に派遣され各地で演奏活動を行うと共に、食文化にもすっかり魅了される。

帰国後は、「ピアノの生演奏を少しでも身近なものに」を信条とし、専門の

クラシック音楽だけではなくジャンルを問わず編曲、および即興演奏も取り入れたピアノ・ソロのステージを展開し続けている。とりわけ、都内を中心に展開する「俺の株式会社・音楽部門」専属ピアニストとして、年間200回以上のステージで演奏。「食」と「音楽」のコラボレーションを積極的に仕掛ける。

2022年に行った「虹の音楽鑑賞会」主催の公演に於いては演奏曲全てを会員からのリクエスト曲とし、映画音楽や歌謡曲、演歌やポップス、ひいてはタンゴに至るまで多彩なジャンルを自身で編曲して演奏。新たなスタイルを確立した。

 また、最近では日本を代表する作曲家である團伊久磨氏の作品を取り上げて、0歳児から聴ける「どうぶつコンサート」という公演を日本各地で続けている。

著名な演奏家との共演も多数。

 

現在は日本を拠点とし、後進の指導にあたるほか、演奏活動のみならずオーディションの企画や小中学校での講演などアウトリーチ活動も積極的に行っている。特別招待講師としてスズキ・メソード全国指導者研究会にて講演を行うほか、児玉郡美里町に於いては美里町教育委員会主催の「ミムリンの町ピアノコンサート」を毎年プロデュースしている。

芸術活動の功績が認められ、熊谷市より文化顕彰を授与。